1.JAS法に基づく認証

JAS認証は、JAS法(正式名称:日本農林規格等に関する法律)に基づく認証です。

加工食品の品質規格を国が定め、規格に合格したものにJASマークを貼付する制度から始まりました。その後、作り方に特色のある規格など、時代に合わせた規格ができています。

平成29年(2017年)にJAS法が改正され、製品にJASマークを貼る規格だけでなく、サービス、要員、試験方法など、さまざまな規格が制定できるようになり、平成30年(2018年)4月から施行、現在いくつかの新しい規格が制定されています。

令和4年(2022年)のJAS法改正において、有機酒類のJAS認証が可能となり、また外国の有機認証マークを使用する外国格付表示業者認証が新たに創設されました。

2.登録認証機関による認証

JAS認証は、農林水産省の登録を受けた登録認証機関によりなされます。JASCERTはこの登録認証機関のひとつとして登録を受け、現在有機関連の規格の他、養殖関連、ノングルテン米粉、みそ、ノウフク等の規格で認証業務を行っています。