認証を取得するまでのステップです。

新規認証にあたっての当会の標準作業時間は、以下のとおり業務規程に定めております。申請書類は下記を念頭に早めの提出をお願いします。申請から認証まではおおむね2か月をお考え下さい。収穫時期の関係や補助金の関係などで認証時期のリミットがある場合は、早めに相談願います。

・申請書受理後、実地検査まで:おおむね1か月

・実地検査後、判定まで:おおむね1か月 

1.認証取得の準備

  • 認証制度を理解する:JASの認証制度、認証を取得する基準を理解します。このHPの情報の他、当会の講習会、推奨するセミナーなどを参考にしてください。なお、有機関係のJAS規格及び生産情報公表JAS規格の認証については、責任者は講習会の修了が認証の条件となっています。
  • 申請の準備をする:認証で求められる組織(担当者・責任者の選任)、業務規程の整備、記録の作成などを実践します。
  • 申請書を提出する:JASCERTへ申請書、その他受理に必要な書類を提出します。

2.書類審査から判定まで

  • 書類審査:提出された書類から、認証基準を満たしているかどうか判断をします。
  • 実地検査:検査員が事業者を訪問し、申請内容と現場とが一致しているかを確認します。
  • 改善事項の改善:書類審査、実地検査を通じて改善の必要な部分があれば、改善し、報告します。
  • 判定:検査結果に基づき、検査員以外の判定員が認証基準に適合して、認証可能かどうかを判定します。
  • 認証:適合となれば、認証書を交付します。大切に保存ください。

3.認証取得後

  • 年次調査:おおむね1年に1度、基準を満たしている状態であるかどうか、訪問検査をします。
  • 変更届の提出:認証事項に変更が生じる場合は、事前にJASCERTに届け出をします。変更の内容によっては、臨時調査として、訪問検査を行う可能性があります。
  • 不定期調査の実施:上記のような変更のための追加調査の他、不定期調査が行われる場合があります(不定期調査には無通告の訪問も含みます)
  • 格付実績の報告:4月~3月までの格付実績を毎年6月末までにJASCERTに報告します(有機農産物の場合はほ場面積も報告します)。